「部屋に入ったのに、なぜか明かりがつかない!」「部屋から出たいのに、明かりを消せない!」こんな経験をしたことはありませんか?
宿泊先で快適に過ごすためには、まず適切な明るさの照明が不可欠です。
そこで今回の記事では、カードキーやキーホルダーでホテルの客室照明が点灯しない際の対処法を紹介します。
消せないときの対処法も併せて解説するので、ぜひご覧ください!
基本的なホテル客室での照明のつけ方&消し方
多くのホテルでは、省エネルギー対策として特殊な電力供給システムを採用しています。
部屋に入ってすぐの場所に、カードキーまたはキーホルダーを挿入するスロットがあるはずです。
そこにルームキーを差し込むと、魔法のように部屋全体の電気系統が作動し始めます。
この仕組みは照明だけでなく、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの電化製品にも連動している場合が多いのです。
電気を消す際は、一般的に部屋の入り口付近にメインスイッチがあるので、それを押せばOKです。
カードキーやキーホルダーをスロットから抜いてしまうと、部屋全体の電気システムが遮断され、照明が消えるだけでなく、多くの場合、テレビやエアコンなども停止してしまうので注意しましょう。
ただし、壁のコンセントは通常、この仕組みとは別系統になっていることが多いため、スマートフォンの充電などは問題なく行えます。
寝るときはカードキーやキーホルダーを抜くべきではない!
ホテルの照明を消す際、よくある間違いがあります。
それは、入室時に挿入したカードキーやホルダーを抜いてしまうことです。
確かに、この方法で部屋の明かりは全て消えますが、実はこれは推奨されない方法なのです。
なぜなら、多くのホテルでは電気系統が全て連動しているため、予期せぬ不便が生じる可能性があります。
例えば、真夏や真冬に快適な温度を保つエアコンが停止したり、大切なスマートフォンの充電ができなくなったりする恐れがあるのです。
代わりに、各照明には個別のスイッチが用意されています。
これらを適切に操作することで、必要な電源を維持しながら、不要な明かりだけを消せます。
快適な宿泊体験のために、カードキーやホルダーは差したままで、個別のスイッチを利用して照明を調整するのがおすすめです。
寝るときの適切な電気の消し方
快適な睡眠のためには、適切な照明管理が欠かせません。
多くのホテルでは、この点に配慮した設計がなされています。
通常、ベッドの枕元付近に便利なスイッチパネルが設置されています。
これにより、部屋全体の照明や入口付近の明かりを、寝たままの姿勢で簡単に操作できます。
就寝時や起床時に、わざわざ入口まで行く必要がないのは大きな利点です。
しかし、完全な暗闇を好む方にとっては、一部の照明が消えにくい場合があります。
そんな時は、各照明器具に個別のスイッチがあることを思い出してください。
例えば、ナイトランプの根元や、デスクライトの台座部分にスイッチが隠れていることがあります。
基本的には、光源の近くを丁寧に探せばどこかに見つかるはずです。
もし、どうしてもスイッチの場所や操作方法がわからない場合は、遠慮なくホテルスタッフに問い合わせましょう。
フロントに電話をして、適切な消し方を確認するのも一つの選択肢です。
一部のホテルで照明システムが複雑に感じられる理由の一つは、デザイン重視の姿勢にあります。
現代的な多くのホテルは、統一された雰囲気・部屋のデザインや特定のコンセプトを大切にしています。
そのため、時として機能性よりも美観が優先され、結果的にスイッチの位置や形状が一般的なものとは異なることがあるのです。
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